風にそよぐ2013年03月06日

昨年入社した、新人君に献本してもらった「風にそよぐ」本日、一気読みしました。
頂戴したのは昨年の入社時だったんで、一年近く放置してた。(汗;

彼、学生時代に「文学研究会」というサークルに所属しており、そのとき書き溜めた小説を短編集として纏めたものです。
時期的には就活しながら発行準備をしていたってことかな、余裕ですね。^^
でも、自分の書いた文章が書籍となって出来上がってくるって、すごいよね。

内容は8つの短編で構成されていて、どれもそれなりに良かったけど個人的にはその中で「じっくり寝かせて」が一番かな。
短いストリーの中に「茶巾袋」という謎解き要素をからめた母娘のフランクな会話が面白かったです。
本の題名にもなった「風にそよぐ」から「うつろいゆくこの頃」に続く続編も気になりました。
どこで売っているのか分からないので、気になる人はペンネーム「仲江市松」でググってみて下さい。

同じような時期、私の場合は就職活動もせず大学4年の夏休み全部使ってヨーロッパに行ってたっけ。
イギリスを起点にドーバー海峡を渡ってフランスに行き、ユーレイルパスを使って西ヨーロッパを時計回りに、
イギリス→フランス(通過)→ベルギー→オランダ→デンマーク→スウェーデン→ドイツ→オーストリア→イタリア→スイス→スペイン→フランス
と回って帰ってきました。(遠目で、懐かしい…)

なんにせよ学生時代って好きなこと出来ていいですよね。