家電メーカーと量販店2013年02月22日

家電のように仕様やサイズがハッキリしている商品の場合、ネットで購入することが多くなってきました。PCなんかは、もうほとんどの方がネットで購入されているんじゃないでしょうか。(メーカー保証も付いてるしね)

これが、衣料品や靴とかだと微妙なサイズが気になりますし、家具やソファも質感や座り心地、寝心地を実際に確認してから買いたいので、お店に出向くことが多くなります。

そういう意味じゃ、ここんとこ韓国勢に圧されて元気がない日本の家電メーカーさんも、そろそろDellやHPみたいに自社でネット販売でもしてみたら良いんじゃないかなぁ。
価格競争で1アイテム辺りの利益率が大幅に下がっているんだから、中間コスト省くしかないですよね。
SHARPさんなんか、私を営業企画の責任者にでもしてくれたら、1年で営業利益ベースで倍にしてあげるのに \(^O^)/

おそらく日本の家電メーカーの場合、傘下に系列の販売代理店(いわゆる町の電気屋さん)を抱えているので、そこを潰さないようにするためネット販売を控えているんだろうけど、既に小さい個人経営のお店はとっくの昔に大手量販店にお客を喰われてるんですよね。

だから昔ながらのご近所に根付いた「町の電気屋さん」にはネットから注文が入ったメーカーから直接連絡が行くようにして、その地域の「取り付け設置サービス」をお願いすれば良いんじゃないでしょうか。
メーカーさんも自分自身のお尻に火がついてきたわけで、リストラとかで一時的に財務体質を改善しても、将来に渡って人的な企業体力を落としているだけですし。

枕が長くなりましたが、そんなこんなで今ネットで電化製品を物色しています。
ネット販売の良さって、仕様や価格をじっくり比較できるってことですよね。
で、通常は欲しい商品の型番が決まったら最安値のお店から買っちゃえば良いんだけども今回は複数商品の購入予定があってブッチャケ面倒くさかったので、「単体では多少値段が高くても、購入予定の商品を全て扱っていて合計金額が一番安いお店はどこ?」っていうコンセプトで調べてみました。

家電量販店業界もコジマがビックカメラの子会社になったり、ビックカメラの傘下だったベスト電器がヤマダ電機の子会社になってたりと、一昔前の金融機関のように吸収淘汰が繰り返されています。

東京だとメジャーなところとして「ヨドバシ」とか「ビックカメラ」が目につくんだけど、連結ベースだと売上、利益とも「ヤマダ電機」がダントツ1位なんですね。以下、ケーズHD、上新電機、エディオン、ビックカメラと続きます。直近の数字拾って合算しただけで、決算期もバラバラだし期の途中でくっ付いたり離れたりしてますので参考程度に(ヨドバシカメラは非上場なのでIR情報は分かりませんでした)

以下、調査結果
                     (画像クリックで大きくなります)
ヤマダ電機はルンバを扱ってないんですね。他のお店もルンバに関しては値引き率が低そうなので、メーカーが強気で卸値が高いのかもしれません。
トータルで一番安かったのは「K'sデンキ」でした。ここはポイント制を取ってないので、ある意味当たり前かもしれません。(個人的にはこういった姿勢は好きですね。カードがいっぱい増えたり、ポイントって使わずに無くなっちゃったりしますしね )

ポイント還元まで考えると「Joshin」が一番お得なのかな。ポイント加味すると¥188,910相当になりました。「エディオン」は商品によって値引きや還元率が違うようなので実際にメンバーになってみないと本当の価格はわかりませんでした。

調べてみて面白かったのは、東京でメジャーな「ヨドバシカメラ」と「ビックカメラ」なんと全ての商品で価格が同じでした。ポイント還元率も各々10%と同じですから、ライバル同士価格調査でもされているのでしょうか。ま、東京に住んでいる人は「ヨバシ」でも「ビック」でも、どちらで買っても値段は同じ、さらに「予め購入商品が決まっている場合、どこで買ってもたいして値段は変わらない」っていうことでした。


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